無料トライアル期間の有無
無料トライアル期間がないサービスでは、アプリやサイトでの導入前の事前テストができません。
有料契約してから、想定外の問題が起きた場合でも対応できるよう、無料トライアル期間の間に動作の確認や自社サービスとの相性などを確認してから本契約できることは最低限必要です。

自社の配信量にあった料金プランがあるか
プランの料金体系がどうなっているかを確認しましょう。
例えば
使わない月も高額な基本料が毎月かかる
毎月の配信量にばらつきがあるが、プランの配信上限超えての配信ができない
など自社の利用スタイルに合わない場合や、柔軟性のない料金プランではないかどうか確かめましょう。
配信量が増えても、減っても、毎月利用分のみの支払いですむサービスを選ぶのがよいでしょう。
誤配信防止の仕組みがあるか
マーケティング担当者が通知を設定し、いざ配信したら、配信時間帯や配信対象、文章を間違えて配信してしまった、というような配信ミスは、自分は大丈夫と思っていても起こりえることです。
誤配信を防止する仕組みとして「通知作成者」「配信承認者」のように役割(ロール)をわけて、権限を管理し誤配信を防止できることは、たいへん重要です。

誤配信をしてしまうと、顧客に迷惑がかかるばかりか自社商品やブランドへの信頼を失うことになりかねませんので細心の注意を払いましょう。
画像・動画や絵文字を使ったリッチなプッシュ通知が可能か
商品やサービスを顧客にPRする時に、文字だけのプッシュ通知では訴求力がありません。
実際の商品画像や、サービスのバナーなど、顧客の目を引くリッチプッシュ通知ができることでマーケティングの結果に他社とぐんと差がつきます。また絵文字を通知に利用することができれば、文字だけの通知でも、親しみのわくプッシュ通知を作成することができます。
画像・動画付きでのプッシュ通知ができ、絵文字も使うことができるプッシュ通知サービスを選びましょう。
セグメント配信ができるか
セグメント配信は「一斉配信」ではなく、ユーザーの属性や行動に合わせて通知を分けて送ることができる仕組みです。アプリやサイトとプッシュ通知サービス側が連携するコードを実装することで、ユーザーごとの情報をもとに最適な配信が可能になります。
スケジュール配信・配信予約ができるか
配信予約やスケジュール配信で送信日時や時間を予約できる機能があるかは、実際の運用の場面では必須の機能ですので必ず確認しましょう。例えば、早朝出勤する時間帯に通知を送信する場合や、決まったスケジュールでイベントの通知を行う場合には、予約をスケジュールできることは必要になってきます。
コード実装が簡単か、開発者目線のFAQやマニュアルが充実しているか
コード実装や初期設定が容易かどうか、APIやSDK、サンプルコードやドキュメントが常に更新され、常時提供されているかをチェックしましょう。
自社のアプリやサイトに組み込む際に、実装方法がわからない、うまく動作しない、など、開発者が迷わないために、開発者自身にも確認してもらうとよいでしょう。
開発者としては、時間のかかる電話やメールなどのサポート窓口への問い合わせよりも、実用的なサンプルコードや仕様がしっかりと記載されたドキュメント一式のほうが手軽に短時間で実装を終えることができるため、重要視されます。
高速性・安定性
大量配信時でも安定して通知が届く配信性能を持っているかはとても重要です。プッシュ通知は、一斉に大量の通知を配信するため、配信基盤が脆弱なシステムだと、配信エラーなどの原因になります。
運営会社の詳細がサイトにしっかりと明記されていることも確認しましょう。
専門知識ゼロの人でも配信操作できる管理画面があるか
マーケティング担当者の移動や交代などで、今までの配信担当者とは違う担当者に通知作成作業を引き継がなければならない場合、難解な専門用語がわからない人でも操作できる操作画面であることは大切です。
通知画面のプレビューをみながら、実際どういう通知を顧客が目にするのかをプレビューしながら通知を作成できることで、効果的なマーケティングができるとともに、配信ミスも防ぎます。
また、承認を受けないと配信できないようにするなど、役割をわけて複数のメンバーで運用できるプッシュ通知サービスを選ぶことが重要です。